火災保険を掛けなくてもいいケースは持ち家でローン残債が無い状況のみです。

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火災保険って掛けなくても平気?

 

「保険なんて自分には必要ない」

 

このようなアンチ保険派の人からは、火災保険に対して特に消極的です。

 

「自動車保険や医療保険、生命保険は必要性を感じて加入しているけど、火事は起こさないだろう。」と楽観的になり、真っ先に火災保険を省こうとします。

 

火災保険は掛けなくても平気な保険なのか調査してきました。

 

 

火災保険加入率と強制加入になる状況

 

各損保会社からは火災保険加入率の公式情報の発表はありませんが、およそ火災保険加入率は8割と言われています。

 

これは自動車保険、生命保険、医療保険よりも高い数値です。
特に住宅街や集合住宅の場合は火災保険加入率は高く100%に近い地域も多数あります。

 

火災保険加入率が高い背景には、住宅ローンを組む時や賃貸住宅は加入を義務付ける背景があります。

 

住宅ローンを組んで家やマンションを買うときは、一般的に10年の長期契約が必須になり、賃貸は契約時および更新時に契約期間に応じて火災保険に加入するルールになっています。

 

つまり、火災保険を掛けなくてもいいケースは持ち家でローン残債が無い状況のみです。

 

知っておきたい火災保険の節約術

 

 

住宅ローンがある家の火災保険は中途解約は可能?

購入時に10年契約する場合、基本的に一括払いが必要です。
何年も契約期間が残っている場合、解約すれば未経過分の還付を受けられます。

火災保険の途中解約について考える女性

 

住宅ローン契約時には、火災保険の長期契約が必要ですが、その後は自己判断に委ねられるケースが多いです。

 

一部では銀行が勝手に火災保険を解約できないように質権設定を行うこともありますが、最近の住宅ローンは質権設定なしに設定しているところが多いです。

 

契約上はローンを完済するまでは火災保険に加入するように定めているものですが、なかには中途解約して無保険状態で住宅ローン途中の家に住んでいる人もいるのが原状です。

 

 

 

災害リスクは高く、回避できないものも多い

 

「火災保険に入らない = 火事を起こさなければいい」
と思っている方もいますが、火事の原因は自分の家の中とは限りません

 

となりの家が火事なって燃え広がったり、放火された場合でも火災保険を掛けていないと修繕費用や建て替え費用を事故負担しなければいけません。

 

隣家が火事でも火災保険は適用されない

隣の家が火元の火事の場合、賠償してもらえると勘違いされる方もいますが、火災保険は燃え広がった家の修繕・建て替え費用は補償されません

 

一部で見舞金特約ありますが微々たる金額です。

 

火災保険は入っているのが当たり前の世界で法律上のルールでも、火元が近所の家で燃え広がって家が火事になった場合でも、自分の家の損害を火元の家に追求することはできません。

 

放火や重過失が認められた場合は損害賠償請求できますが、加害者に賠償金支払い能力がなく、火災保険を掛けていない場合は外部で賠償補償をしてくれる機関もありません。

 

つまり、どれだけ火の用心を徹底しても火事の発生リスクはゼロにはならず、周囲の家と隣接している住宅街や商業地域ほど不可抗力による火災被害に遭いやすいです。

 

自身の過失がなくても火事の被害者になる場合も

 

また、火災保険は火事のほかにも、水災、風災、その他のリスクによる災害被害でも補償を受けられます。(契約条件による

 

大雨や台風が多く、四季があり季節の変わり目でも天気が荒れやすい日本だからこそ、火災保険の活躍の場は多様化しています。

 

 

 

火災保険に入らなくてもいい人の条件

 

下記の条件を全て満たしている人であれば火災保険を掛けていなくても大きな問題はないでしょう。

 

  • 1人暮らし
  • 持ち家で住宅ローン残債がない
  • 火事など家がなくなったら田舎の実家に帰るなど受け入れてもらえる場所がある
  • 建物や土地の双方で価値が高い条件の家ではない
  • 隣人からの家からの火災リスクが少ない
  • 山火事など自然火災に巻き込まれる立地ではない
  • 地震が少ない地域で地盤の固さも調査済み
  • 直近15年で洪水被害を受けたことがない(洪水が発生していない)
  • ガラス交換や屋根や外壁の飛来物による損害など、ちょっとした家の補修ならいつでもできる貯蓄がある

 

このほかにも、万が一のときは貯金で家の建て替えができるような方も火災保険未加入でも問題はないでしょう。
ただし、火災保険は最低限の補償にすれば保険料もごくわずかです。

 

最低限のプランや、免責金額を高めに設定するなど保険料が安い条件でもいいので、無保険ではなく何かしらの保険に入っておいた方が賢い選択です。

 

最低限の内容で加入すれば安い