北朝鮮のミサイルは外国の武力行使になるため、火災保険による補償は一切ありません。

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北朝鮮のミサイルで家が破壊されたら保険は下りる?

 

北朝鮮の国旗

 

北朝鮮のミサイル問題は昔からありましたが、2017年8月に北海道上空を通過するミサイル実験が実施されたことで国民の危機感は一気に増しました。

 

万が一、北朝鮮が発射したミサイルが日本に落ちて自宅が倒壊や火災にあった場合、火災保険はどうなるのでしょうか?

 

 

ミサイルの場合、火災保険は下りない

 

火災保険の約款では免責事項の該当項目として必ず次のように定められています。

 

「戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これらに類似の事変または暴動」

 

免責とは保険金を支払う条件にはならないという意味です。

 

北朝鮮のミサイルは外国の武力行使になるため、火災保険による補償は一切ありません
住居に対してミサイルによる損害を補償する保険商品は一切ありません

 

また、地震保険を掛けている場合でも、核攻撃や核実験が起因になって発生した地震についても免責事項に該当するため保険は下りません

 

 

迎撃しても同様に保険は下りない

北朝鮮のミサイルが実際に日本の国土を標的に発射されることは本格的な戦争を意味していて現実味ではありません。

 

しかし、日本上空を通過する弾道ミサイルが発射されたことで、もしもミサイルを迎撃しようとして、撃ち落としたミサイルやその破片によって損害を受けることは現実味を帯びてきました。

 

また、迎撃を失敗した日本(自衛隊や在日米軍)が発射した迎撃用ミサイルが落ちてきて家にぶつかった場合はどうなるのか?と疑問を持つ方も多いでしょう。

 

保険の約款にはそこまで詳しい状況の明記はないものの、専門家の見解としては、迎撃による損害であっても戦争や外国の武力行使として扱われて保険会社の免責事項に該当する可能性が高いです。

 

 

 

国が補償してくれる可能性はある

 

北朝鮮のミサイルによって家屋が損害を受けた場合、法律上は加害者の北朝鮮に対して損害賠償請求できます。

 

しかし、ミサイル被害を受けた時点で戦争になる可能性が高く、万一戦争にならなくても北朝鮮が損害賠償する可能性は低いでしょう。

 

補償に対して希望が持てる状況としては、破片によってごく一部の地域が被害を受けた場合は、人的被害や物的被害の双方の面で国が補償してくれる可能性があります。

 

ただ国が補償できるのは被害が少ない状況です。

 

甚大な被害を受けた場合は、国は仮設住宅や物資の提供をしてくれる可能性はありますが、家の修理や建て替え費用までは補償してくれないでしょう。

 

もし国が何かしらの補償をしてくれる場合は火災保険の加入状況を問わず対応してくれる可能性が高いです。

 

北朝鮮のミサイルに限定して言えば、火災保険を掛けても意味がないと言えます。